大学受験で逆転合格するための勉強法

慶応大学SFC合格者の体験記1

私が最も熱を入れたのが数学です。

数学は現役の頃は最も苦労した教科の一つです。

私の高校の数学は応用的な内容の部分がかなり大きく、基礎的な学習をする時間が短めでした。

そのため、予習・復習をしっかりやらないとついて行けなくなるものでした。

そして、現役の頃は赤点を取ったほどでした。赤点を取ったのは数学Vでした。そこで数学Vは基礎からやり直すことにし、白チャートから復習を始めました。

よく問題をどんどん解くほうがいいという人がいますが、その場合でも基本的な公式が正しく頭に入っていないと、問題を解こうにも解けません。私はそこを誤解していました。すなわち公式を完全に頭に入れる前に問題を解こうとしてしまったのです。それが致命的なミスでした。

他の単元は授業をこなしていくだけでも公式はあらかた頭に入っていたので、そこまでの状況にはならず、センター試験・SFCの数学はまずまずの点数がとれました。しかし、東工大の数学は全くと言っていいほど解けませんでした。これは微分・積分の実力不足が原因でした。

浪人してからの最初の2〜3ヶ月は、公式を頭に入れることに専念しました。予備校のテキストだけでなく、前述の白チャートをフル活用しました。これはほとんど理解できていなかった数学Vだけでなく、他の単元についても適用しました。

その理由は合格体験記にあるように、浪人したときは、SFCは数学のみで受験しようと考えていたからです。それには安定して高得点をとれるようにする必要があり、そのためには地盤を強固なものにしなくてはならないからです。

これは非常に大変で、精神的にもよろしくないものでしたが、我慢してがんばった結果、その後の問題演習は現役の時よりも円滑に進みました。問題演習の段階に入ったら、後は解いた数の勝負になるので、黄チャート・ニューアクションω・青チャートと、少しずつレベルを上げながら多くの問題をこなしていきました。

ところで、記述式とマーク式では対策が大きく異なります。マーク式の場合は、解答の大筋がある程度明らかになっているケースが結構あるほか、問題のレベルも記述式ほどは高くないので、どちらかといえば理解力とスピードの勝負になります。公式を取りこぼすことなく確実に頭に入れるようにしてください。

一方記述式の場合は、解答が全くない状態からスタートするため、思考力が問われます。とにかく多くの問題をこなすことが大切です。さて、SFCはマークシート式の問題なので、センター試験と同じ対策を取ることにし、センター試験実戦問題集数学TA・UBを使いました。

SFCの場合は、文系の数学なので、基本的な数学の知識があればある程度は解けます。チャートで言えば、青チャートが完璧に出来れば問題なく解けます。反面、数学のみで受験する場合は、満点を確実に取れるようにしないと少し厳しいかもしれません。そして、如何にミスしないかが勝負のカギになっています。

また、試験範囲そのものは数学U・Bまでですが、微分・積分については数学Vの知識があった方がより楽に解けることが多々あります。なので、数学Vも勉強することをおすすめしますが、これは黄チャート程度の知識で十分です。また、コンピューターも範囲に含まれていますので、プログラミングの知識がある人は勉強する価値があるかもしれません。

なお、センター試験の数学U・Bにもコンピューターの問題があります。ただし、コンピューターが試験に含まれている大学は他にほとんど無いので、一から勉強するほどの価値はありません。私はプログラミングの知識があるので、少し勉強するだけでほぼ100%解けるようになりました。

一方東工大は最難関の大学なので、難問が出てきますが、このような場合でも、基本的な問題を絶対に落とさないことが大切です。その上で、それ以外の問題で如何に上乗せできるかということになります。

また記述式の問題では、なかなか解けない難問でも、途中まで解けば部分点が期待できます。したがって、最後まであきらめずに少しでもいいから解法を頭に入れることが大切です。
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