大学受験で逆転合格するための勉強法

東京大学理U合格者のアドバイス2

理系と文系の難易度の違いについて
理系の人と文系の人が同じように勉強をがんばっても、偏差値は理系の人のほうがなかなか上がらないということが多いと思います。

それはまず、受験範囲の科目負担が理系のほうが大きいというのがあります。理系は文系には課されていない数学VCをやらなければならず、この負担はかなり重いです。一通り範囲を終わらすだけでも半年程度かかります。

受験勉強としての演習は範囲を終わらせてからになるのでさらに演習のための時間が必要になるのです。文系の人にはこの負担がなく、理系の人よりも早く受験範囲を終わらせ入試問題演習に入れるわけです。

また東大や京大の場合、二次で文理共通で国語がありますが、その場合の文理の違いは配点と難易度の違いくらいであり、文系のほうが国語を多く演習しなければならないというくらいで、一通り範囲を終わらせないといけないという数学VCのような科目負担はありません。かのホリエモンが、本当は理Tに行きたかったのに数学がとてもじゃないが間に合わないので数UBまでで受けられる文Vを受けたという経緯からもわかると思います。

また、文転はできるのに、理転は難しいとよく言われているように、理系科目は、単なる暗記ではなく、理解を伴う積み上げ型なので、文系科目の社会のように短期集中で一から固めるといった勉強が通用しにくく、ある程度の勉強時間が絶対的に必要になるのです。

さらに、文系には数学や理科ができないなどの理由で学力が低い人たちも流れるので、そういう人たちを多く含んだ母集団になり、少し勉強すれば偏差値が高く出やすいですが、理系は一般的に勉強ができる人が多く進むので(医学部が理系であるというせいもあります。)、ハイレベルな母集団になり、その中での偏差値となるので高い偏差値が文系に比べ出にくいのです。

高学力層の有名私立進学校ほど理系クラスが多く、レベルの低い高校ほど理系クラスが少なく、文系クラスが多いという事実からもわかると思います。

そういうわけで理系の偏差値は文系偏差値に換算して比べる場合、プラス5で考えなければならないと言われています。ですから、理系の人で、文系の友達に比べ、偏差値の伸びが悪くてもこのような事情があるということをわきまえて、自分の実力を過小評価せずにがんばってほしいと思います。
戻る大学受験☆逆転合格術トップ