大学受験で逆転合格するための勉強法

京都大学大学工学部合格者の物理勉強法

物理は最も苦労した科目です。

二年生から学校で習い始めたのですが、模試では高校二年生の終わり頃までは科目に含まれないので、基本的に学校内の番数で自分の実力がどれくらいか判断するしかありません。

普段の勉強としては、高校指定の問題集であったリードαを試験前に少し解くぐらいで、ほとんど問題演習はせず基本的には教科書を読み込み、理論の理解につとめていました。

それでも高校内ではだいたい数学と同じくらいの番数がとれていたし、二年生の終わりに受けた進研模試ではソコソコよかったので、まあ大丈夫だろうと思っていました。しかし、高校三年生になって初めて受けた駿台模試でその安心感は崩れ落ちました。今まで解いたことのないようなハイレベルな問題しか出ていなかったのです。

この模試を機会に、物理の勉強法をかえました。とりあえず、友人達に評判のよかった物理のエッセンスという本を使ってみました。しかし、これは僕にはあまり合いませんでした。次に難関校の受験生の評判の高い難問題の系統とその解き方を解きました。といっても、これは主に数学での大学への数学の使い方と同じように、物理での典型問題を押さえるために使っていました。

しかし、これらを使っても難しい問題となると物理の成績はかなり悪く、現役時代の物理の勉強は失敗しました。浪人してからは、まず今までの物理の勉強を変えることから始めました。高校時代に使っていた教科書は、あえて数学の知識をできるだけ省いて書くようにしていたので、本質が見えずかえって分かりにくいものとなっていました。だから、高校生でも分かる数学の知識を使い、物理の原理をわかりやすく書いている新・物理入門という参考書を7月頃まで読み込んで、教科書を読むだけでは理解できなかった物理の根本を理解しようと努めました。

この本のおかげで、物理のかなり深いところまで理解できました。次に8月頃からはひたすら問題演習に入りました。まず始めに使った問題集は物理重要問題集と理系標準問題集<物理>です。これらは典型的な問題を一通り押さえているので、まじめにやればかなりの力がつきます。この2冊の問題集を毎日2、3時間くらいやりこんでいた結果、8月にあった東大実践では全国300番台と、現役時代とは比べものにならないほど実力がついていました。

これらをやり込んだ後は、得意だった力学と波動をさらにのばし、本番での得点源とするために理論物理への道標を解きました。これは、難しいということで評判があまりよくありませんですが、僕としては‘難問題の系統とその解き方’よりも解説が詳しく、解答もきれいにまとめられているので、やるとしたらこちらの問題集をお薦めします。

センター試験が終わるまで、基本的に京大の物理の形式(穴埋め式)の対策はせず、これらの問題集を繰り返し解いていました。そして、センター試験が終わると集中的に過去問対策をして本番に備えました。

物理はたいていの受験生が苦労する科目だと思います。なぜなら、物理というものは教えるが難しく、たいていの教師の物理の授業は理解しにくいものだからです(公立高校の人は大概そうだと思います)。実際、僕も高校時代に二人の教師から習いましたが、授業がわかりにくかったので2,3回目ぐらいから全く授業は聞いていませんでした。

よって物理の勉強は参考書が全てでしたが、現役時代は自分に合っていない参考書を無理に使っていたので失敗しました。みなさんは自分に合わないものを無理に使わず、自分にあったものを早く見つけ物理の成績UPに努めてください。
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